活動報告

【民権連終結宣言大会に出席】

[活動報告]2022/06/02 更新
 27日、民主主義と人権を守る府民連合(民権連)の終結宣言大会と記念レセプションに出席しました。
 2002年に国の同和特別法が失効した後も、大阪では「飛鳥会事件」や「芦原病院問題」が発生し、不公正乱脈な同和行政が続けられてきた歴史があります。日本共産党も民権連と共に部落解放同盟の暴力と利権あさりに対して正面から対決してきました。一般行政の充実で市民全体の暮らしの向上をと奮闘してきたのです。
 2016年、部落差別を永久化しかねない議員立法が国会に提出された際には、民権連のみなさんからの援助を受けて、この法律によって新たな差別を掘り起こすことになることを明らかにして、私は法務委員会で反対の論陣を張りました。
 いつの時代にも偏見や誤解を持つ人はいますが、そのような言動があったとしても、「そんなん口にすることと違うわ」「いつの時代の話してんねん」と周りの人がたしなめたり批判したりして、社会として通用しなくなる状況を醸成していくことが、部落問題の解決につながっていくのだと思います。
 今では大阪府教育庁も「生徒から聞かれたとしても『今、被差別部落なんてないよ』と言う、「誰が同和地区の人なのか誰も説明できない」としています。
 「子どもや孫に部落問題を背負わせない」ことを目標に部落解放同盟正常化委員会の結成依頼、全解連を経て、半世紀にわたって活動してきた民権連の役割は終えたと言えますが、これからも民主主義と人権を守る運動は、それぞれの団体や日本共産党が地域でしっかりと担っていくことになります。
 とりわけ、戦争は最大の人権侵害です。抑圧と貧困を生み出し、必ず差別をつくります。ウクライナの悲劇を利用した軍拡や改憲にきっぱり反対していきます。(2022/5/27記)
 

【中小企業支援と一体で最賃の引き上げを】

[活動報告]2022/06/02 更新
 「今後の見通しが持てないという会員が増えている」、「建築資材が値上がりして大変」、「コロナ融資の返済が始まるが売り上げは回復していない」など、長引くコロナ不況と物価高騰にあえぐ京都府内の中小企業の実情についてお話を伺うために、25日、京都府中小企業団体中央会、京都工業会、京都商工会議所を訪問し懇談させていただきました。
 私からは、消費税減税やインボイス制度の中止など、日本共産党の緊急経済対策について説明させていただきました。
 労働者の賃金が上がらない問題点については団体の方々とも問題意識を共有できました。ただ、最低賃金の引き上げについては先方から「経営者の負担も考えてほしい」とのご意見も懇談の中でいただきました。
 私からは「欧米で成功したように大規模な中小企業支援を先行して行い、経営者のみなさんが安心して最賃引き上げに対応できる環境をつくろうというのが私たちの政策です」と申し上げました。
 京商連から久保田会長、共産党京都府会議員団から、原田完さん、浜田良之さん、光永敦彦さん、さこ祐二さん、馬場紘平さんが参加されました。(2022/5/25記)
 

【事業費が2.8倍に上振れる工事に】

[活動報告]2022/06/02 更新
 宮本岳志衆議院議員、山中智子、長岡ゆり子両大阪市会議員、そして周辺住民のみなさんたちと23日、事業費が756億円も上振れした高速道路・淀川左岸線2期事業を視察しました。
 この間の地盤改良工事により、周辺家屋にひび割れが生じる事故が起きました。大阪市の説明によると、工法を変更するのに、さらに1,000億円もの追加費用が生じることになるというのです。当初の予算から2.8倍にも及びますが、果たしてそれだけで済むのかどうかも見通しが立たない工事となっています。
 もちろん新たな工法が決まるまで工事は継続できず、2025年に開催予定の万博のアクセス道路には到底なり得ません。
 私は15年前から淀川左岸線2期事業に住民の皆さんと一緒に反対してきました。国と阪神高速(株)と大阪市の技術検討委員会の見通しが甘かったことは、私が国会に送っていただいた後も追及してきたところですが、いよいよその指摘の正しさが証明されてきました。
 ムダと浪費の巨大開発は今からでその計画を見直すことが必要です。(2022/5/23記)
 

【商業新聞は忖度してるの?】

[活動報告]2022/05/23 更新
 今や84の国と地域が消費税(付加価値税)減税の実施や検討を行なっているのに、全国紙はほとんどそのことを報じません。新聞の定期購読料が軽減税率の適用を受けていることと関係あるとは思いたくないのですが、政府に忖度しているとしか思えません。物価の高騰から国民生活を守るためには消費税を下げるしかありません。22日、交野市の消費税廃止連絡会の総会で講演させていただきました。#消費税減税
 

【対話力向上へ学習に励もう】

[活動報告]2022/05/23 更新
 「清水さんの話を聞いて共産党の中の多様性を感じました」と、22日に行われた堺市西区での学習のつどいで、初めて私の話を聞いていただいた方が感想を述べてくれました。漫才師出身という経歴に関心を寄せていただいたようです。
 また、別の方も「おもしろかったわぁ。娘たちにも聞かせてやりたいので、うちまで来てくれませんか?」と言ってくれました。スケジュールを合わせてぜひ伺いますよと答えると、「少ない人数でも大丈夫ですか?」と。若い世代の方々に日本共産党の政策を聞いてもらうためなら、たとえお一人でも伺いますと言って連絡先をお渡ししました。
 ウクライナ情勢を利用して、他国による日本侵略をことさらに煽り、軍拡や核武装の必要性を説くテレビニュースに対抗して、9条をいかした外交努力により、日本とアジアの平和を築くという日本共産党の安全保障政策を広く有権者に届けていくことが大事です。
 党員や後援会のみなさんが、党の政策を自信を持って語ることができるように、対話力向上にむけて私も努力を重ねていきます。森田こういち堺市議とも奮闘を誓い合いました。