活動報告

双六禁止令質問が、毎日新聞に取り上げられました!

[活動報告]2016/12/07 更新

今朝(12月7日)の毎日新聞社会面に持統天皇が発令した双六禁止令以来、賭博禁止が日本の伝統であるという先日の質問が紹介されました。

先に大門実紀史さんが参議院で同じ内容を取り上げておられたのですが、カジノ法案審議の中で注目を集めたようです。デジタル版はこちらです。

http://mainichi.jp/articles/20161207/k00/00m/040/122000c

「7世紀末の日本も、ほとほとギャンブル依存に手を焼いた? 当時の持統天皇による「すごろく禁止令」を引き合いに「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)を批判した共産党の清水忠史議員は、衆院本会議で可決後、毎日新聞の取材に「そのあとも禁止令は繰り返し出されている。禁止しても効き目がなく、出さざるを得なかったのだろう」と述べ、ギャンブル依存の怖さに改めて警鐘を鳴らした。

  清水氏は2日の衆院内閣委員会で「賭博禁止は持統天皇以来、689年のすごろく禁止令に始まる」と指摘。カジノ法案を推進する自民党議員らに「あなた方は天皇が決めたことを破るですのか」と迫り、機知に富む質問で注目された。
  清水氏によると、すごろく禁止令以降も同様の禁止令が繰り返し出されたとの説もある。「勤労意欲を減退させ、犯罪を助長し、経済的損失を被る。賭け事の有害性や禁止される理由は今も昔も変わらない」と改めて指摘。わずか約6時間だった法案の委員会審議についても「議員立法をこんな形で通すのは前代未聞。これではどんな法案も通ってしまう」と自民を批判した。」
(毎日新聞デジタル版より)
 

 

12月6日も東へ西へ!充実したイチニチでした!

[活動報告]2016/12/07 更新

12月6日。秘密保護法の強行成立からまる3年がたちました。南スーダン情勢を記した書類が黒塗りで報告されたことからも、安倍政権の秘密体質が見受けられます。

安倍政権を打倒して戦争法もろとも秘密保護法を廃止に追い込みたい。そのためにも野党と市民の共闘をさらに発展させなくてはなりません。国会前で市民団体のみなさんと声をあげました。

また、この日開かれた本会議で、カジノ解禁推進法が自民、維新、公明の一部の賛成によって可決してしまいました。民進党は退席。日本共産党は断固反対を貫きました。国民世論は反対多数、審議時間は不十分です。数の力による強行に厳しく抗議します。

なお、大阪市内の小選挙区で選出されている公明党議員は3名とも賛成しました。総選挙でもカジノ推進議員に厳しい審判を下しましょう。参議院では必ず廃案に。さらに世論と運動強るめことが必要です。

夜は11日投票の宇治市長選挙の支援に。国の悪政にキッパリ反対し、国保料金値下げや保育所増設などの市民要求実現に全力で頑張る、田村和久さんを何としても勝たせて欲しいと訴えました。

今日も充実したイチニチでした。明日も頑張ります。

12月4日も充実したイチニチでした!! お餅を食べてがんばるぞー!!

[活動報告]2016/12/06 更新

4日の活動は、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟奈良県本部の創立40周年レセプションでの記念講演からスタート。

奈良県の上牧町で国家賠償法制定の意見書が可決されたことや、治安維持法犠牲者が重要文化財指定の答申がなされ保存が決まった奈良少年刑務所に収監された歴史にも触れ、戦前回帰・軍国主義復活を企てる安倍政権の危険性などについてお話させていただきました。

夏の参院選で野党統一候補として奮闘された前川清成さんも来賓として参加されおり、この間の共闘が持続発展していることを実感しました。

その後は地元4区・福島区の民主団体が主催する餅つき大会へ駆けつけました。つきたてのお餅はバツグンに美味しかったです。月並みですが活動にも「粘り」が必要ということで山田みのりさんと記念撮影。

城北地区委員会の地区党会議でご挨拶を申し上げた後、京都府亀岡市の青年のつどいへ。長時間労働や大学の奨学金制度などについて質問を受け、日本共産党の政策を説明し、「ご一緒に政治を変えていきましょう」と呼びかけました。京都4区予定候補の吉田幸一さんも決意表明。三上きよし市会議員の明るく元気なギター演奏に乗せながら交流を深めました。この日も充実したイチニチでした。

12月3日は京都へ、大阪へと充実したイチニチでした!

[活動報告]2016/12/04 更新

午前中は明日から市長選挙の始まる宇治市へ。21宇治市民ネットから立候補予定の田村和久さんと街頭から訴え。私がインタビュアーになり、国保の問題、子育ての問題、北陸新幹線・京都南部への延伸問題など、田村和久さんに縦横に語っていただきました。予定調和のない突然のマイクの振りに的確に回答してもらえました。とても頼もしく思えました。

午後は、なんば高島屋前での街頭演説に。志位和夫委員長も国会情勢と日本共産党の役割について熱く報告されました。現在決定している衆議院小選挙区予定候補のみなさんも勢ぞろい。私も「日本共産党が伸びれば政治は必ずかわります!」とご挨拶を申し上げました。

夕刻からは、経営者後援会の例会に出席し、情勢報告をさせていただきました。懇親会にも参加し、経営者の皆さんと交流。大企業優遇ではなく、地域経済を支える中小企業の支援こそ大切だと強く思いました。

充実したイチニチとなりました。明日も頑張ります。

百害あって一利なし! 「カジノ解禁推進法案」強行採決に先立ち質疑しました!

[活動報告]2016/12/04 更新

12月2日、衆議院内閣委員会において、カジノ解禁推進法案の採決が強行され、自民、維新などの賛成により可決しました。公明党は議員3名のうち2名が反対。衆議院大阪3区選出の佐藤茂樹議員が起立賛成しました。民進党は採決に抗議したうえで退席。日本共産党は池内さおり議員が堂々と反対討論を行いました。

採決に先立つ質疑で、私はカジノ法案提出者に対する質疑を担当しました。本日付の各紙社説を紹介し、いかに乱暴なやり方でカジノ法案が強行されようとしているかを厳しく批判。内閣委員長に対して関係大臣への質疑と参考人質疑を開くことをあらためて要求。

この間の世論調査では、IRに熱心といわれる大阪でさえ府民のカジノへの拒否感は強く、反対は52%です(賛成は33%)。また、2025年大阪万博とカジノをセットで誘致しようとしていることを取り上げ、アクセス道路の費用など、大型開発で自治体と住民に負担を押し付けることがあってはならないと主張しました。

賭博が刑法で禁じられていることの重みを説き、ギャンブルを原因とする犯罪の多発状況や、ギャンブル依存症に画一的な治療法がないことなどを明らかにしたうえで、成立させるべきではないと主張。また、日本がすでに世界一のギャンブル大国であることを紹介し、既存のギャンブルに対する対策を講じることこそ急ぐべきであり、さらに依存症を増やすカジノを解禁するべきではないと追及しました。

法案提出者は、IRができることによって経済がよくなる、依存症対策もすすむと、根拠なく繰り返すばかりでした。賭博を合法化して成長戦略などあまりにおぞましい経済政策であり、美しいどころか「恥ずかしい国 ニッポン」になると批判しました。

賭博は他人を不幸に陥れることによって成り立つ産業です。経済対策というのであれば、誰も苦しむことのない、中小企業支援や社会保障の充実など健全なものはいくらでもあるはずです。カジノ賭博は百害あって一利なし。今国会での成立阻止へいっそう頑張ります。