日本共産党 清水ただし

活動報告

一般社団法人・日本セカンドライフ協会関西地区での講演

[活動報告]2016/09/04 更新

9月3日、企業を退職された方で構成する一般社団法人・日本セカンドライフ協会関西地区の催しに招かれ講演いたしました。

各党の国会議員と身近に懇談することをコンセプトにした取り組みは、今回の私で14回目になるそうです。過去、共産党からは宮本岳志衆議院議員も参加されています。持ち時間は90分間。自己紹介に始まり、入党の経緯や共産党を選んだ理由、党の政策や活動内容についてお話しさせていただきました。

大企業出身の方が多いと伺っていましたので、党が大企業を敵視しているのではなく、社会的な責任を果たしてもらう経済民主主義を求めている点についても力を入れて話しました。そして、自衛隊問題や天皇制についての態度など、あらかじめ準備されていた質問にも丁寧にお答えしました。

参加された方からは、「憲法に矛盾している自衛隊を活用するのは虫が良いのでは?」「共産党は理想主義すぎる印象だ」「話は上手いが、私らの考えを変えるまでには至らない水準」など、辛辣な感想もありましたが、「昔に比べたら日常活動が弱まっているのでは?」「後継者を育てる努力を追探求してほしい」など、貴重なご意見もたくさんいただくことができました。

ある方は「欧州の左翼政党は、少人数の集会を連日開催して政権に近づいた。そのことをよく学んで頑張ってほしい」と述べられ、また別の方は「自民党も共産党も嫌い。労働者の味方であることをさらにアピールしてほしい」と期待をこめて語ってくださいました。

支持者でない方がほとんどで、緊張もしましたが、大変勉強にもなりました。日本共産党への誤解や偏見が少しでも取り除かれたことを願うばかりです。

国土交通委員として地元のみなさんの期待をさらに感じます!

[活動報告]2016/09/03 更新

9月2日、淀川河畔に公害道路はいらない福島区民連絡会と大阪市当局との交渉が本庁で行われ、山田みのり福島区生活相談所長らとともに参加しました。

此花区〜福島区〜北区をつなぐ高速道路淀川左岸線2期事業は、淀川の堤防をくり抜き道路を埋め込むという世界でも初めての方式となります。国費が603億円、市費が259億円が投入されます。この日の交渉においても地域住民からは堤防の弱体化につながり、大災害が発生した時への対応等について厳しく指摘がなされました。

また、トンネル内の排気ガスは高さ40メートル以上の排気塔から地上に散布する計画となっており、当初計画にあった区間内5本の排気塔が2本に減少したとはいえ、二酸化窒素などが増えるのではないのかという不安が広がっており、第1期事業で設置された公害物質を除去できる低濃度脱硝装置をつけるべきだとの要望が出されました。

この高速道路はもともと旧阪神道路公団が計画したものの、採算が取れないことを理由に断念。それを国と大阪市の合併施工で復活させてきた経緯があります。人口減少に伴う通行車両の台数の将来見込みや、沿線住民への振動・騒音、大規模災害時の対応など、問題は山積しています。

大阪市会議員当時に取り上げた地元要求について、今度は国会で国土交通大臣に直接問うことができる条件がうまれたことに、福島区民からの期待が高まっていることを実感しています。

国土交通委員としての初仕事は「民泊」の調査です。さっそくがんばっています!!

[活動報告]2016/09/02 更新

国土交通委員としての最初の活動は、京都市内で増え続けている民泊についての調査です。京都市役所にて、共産党市議団、市当局、いいまちネット東山のみなさんから実態や問題点を聞かせてもらいました。

京都市内で町屋やマンションの一室を活用して旅行客に貸し出す民泊は4,000件とも言われており、その数は東京23区、大阪市に次ぐものです。旅館業の届け出を行わず、いわゆる闇で営業している民泊もかなりあるとのことでした。

行政は違法業者に対して指導をしているのですが、利用者はネットで契約するため、民泊施設の所在地を把握できない実態があるようです。

地域に住む方からは、隣近所で見知らぬ人が出入りすることへの不安や、騒音・ゴミ問題に対する苦情が出されており、行政も対応に追われています。

一方、京都市は宿泊施設の不足を理由に、宿泊施設の誘致策を発表。デラックスなホテルに限り住居専用地域での建設を許可するといいます。周辺住民の不安を取り除くこと、景観との調和や無届け民泊への対策がいっそう求められると思います。

また、京都府旅館ホテル生活衛生共同組合を訪問して懇談させていただきました。

理事長の北原茂樹さんは、「一晩とはいえ我々業者はお客様の命と財産をお預かりするわけですから、その責任は重いものがあると自覚しています」と述べられ、部屋の鍵を対面で渡さず、誰がオーナーかもわからない民泊の形態を説明。「災害や疫病発生など、万が一の時に責任者が不在というのでは、お客様の安全は守れません」と、違法業者の取り締まりを要望されました。

穀田恵二衆院議員は、「観光は国民の権利です。有給休暇の取得率が極めて低い社会では、観光を享受することもできません」と、国民生活を豊かにしてこそ、観光を楽しむことができると主張し、日本共産党がそういう姿勢で観光問題に接近し、規制緩和路線に反対してきたことを伝えました。

理事長は、「私たちも努力して、泊まる人だけでなく、そこで働く人にとっても魅力ある旅館業にしていきたい。そして、和食や浴衣など、日本の素晴らしい文化を多くの人に知ってもらいたい」と話され、懇談は和やかな雰囲気のうちに終わりました。

最後に実際に民泊として使用されているマンションを視察しました。ワンルームにベッドとソファを備え付け、冷蔵庫や洗濯機も完備。シャワーとトイレもセパレート。観光客だけでなく、ビジネスで利用される方もいるのかもしれません。

国内旅行者数はこの間減少しています。外国人観光客頼みの経済ではなく、国民の所得を増やし、観光や旅行を楽しむ機会を増やすことが大切です。民泊がその利便性と引き換えに、宿泊客の安全安心と近隣住民の平穏な生活を脅かすものとならないように注視していかなければなりません。

常任委員会の変更についてご報告申し上げます

[活動報告]2016/09/01 更新

このたび、衆議院で所属する常任委員会が変わることとなりました。

これまでの法務委員会と決算行政監視委員会を離れ、新たに国土交通委員会の委員として、国会で活動させていただくことをご報告申し上げます。

この間、ご指導・ご鞭撻を賜り、様々な面から支えてくださった皆様に、心からのお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

国土交通委員会は、住宅・建築、道路、自動車、航空、鉄道、運輸、気象、水管理、国土保全、防災、海保など、国民生活に密接に関わる多くの分野を所管する委員会であり、これまでと同様、とても大きな役割が求められることになります。

衆議院のもとむら伸子さん、参議院の山添拓さんとともに、国土交通部会の一員として頑張ります。これからもよろしくお願いいたします。

2016年 9月 1日

日本共産党 衆議院議員
清水忠史

 

平和であってこそのお祭りに多くの方と笑顔で握手できる幸せ

[活動報告]2016/08/30 更新

27日は、3つの祭り会場を駆け抜けて、たくさんの方と交流させていただきました。

城東区民まつりでは、区内選出の他党議員らとともにやぐらの上から紹介を受けご挨拶。もちろん、山中智子市会議員も参加しました。

その後、東成納涼平和まつりへ向かい、後援会の皆さんが切り盛りする売店で記念撮影。先日の浪速区に続いてここでもフラダンスに参加。だんだん板についてきたかもしれません(笑)

最後は池田平和夏まつりへ。阪急池田駅前広場を貸し切って行うという豪快さ!注目度抜群です。歌手の辻大貴さんとも久しぶりの再会。ラストの抽選会までご一緒させていただきました。

平和であってこそ楽しむことのできるお祭です。平和憲法の尊さをあらためて噛み締めながら多くの方と笑顔で握手できることの幸せを感じた一日となりました。