日本共産党 清水ただし

活動報告

リニアより赤バス乗りたい!

[活動報告]2016/10/21 更新

19日に開かれた国土交通委員会にて、石井啓一大臣の所信に対する質問に立ちました。法務委員から国土交通委員に変わっての初質問となりました。

私からは、

①JR東海に対する財政投融資による3兆円もの公的資金貸付は、リニア新幹線の全線開通時期の前倒しを担保するものではなく、JR東海への経営支援そのものではないのか。

②リニアが三大都市圏を1時間で結ぶことによって人口7000万人のスーパーメガリージョンが形成されるというが、日本は人口減少社会にあり、都市圏集中・地方切り捨てのいびつな国土政策となるではないか。

③JR東海の在来線の駅員のホームにはひとつとしてホームドアが設置されておらず、転落死亡事故も発生している。進めるべきはリニアではなく国民の生命を守るための安全対策ではないのか。

と、3つのテーマで質疑を行いました。

また、大阪府・大阪市で顧問を務めた上山信一氏でさえ、「企業の海外進出やネットの普及により出張も減ってきます。今後、新幹線に加えてリニアが必要なほど、東京〜大阪間の移動の需要が伸びるとは考えにくい」と発信していることを紹介。

「リニアよりも赤バスに乗りたい」という地元の声を届け、必要性も採算性もなく、環境や国民生活に多大な影響を与えるリニア中央新幹線の整備のストップをうったえました。

10月19日国土交通委員会で初質問、11:25~11:50 ネット中継あり!!

[活動報告]2016/10/18 更新

10月19日、国土交通委員会で石井啓一大臣の所信に対する質疑を行います。この臨時国会から国土交通委員会の委員となりましたが、初質問となります。委員会室の雰囲気も変わり少し緊張もしていますが、できるだけ自然体で臨みたいと思います。

時間は11時25分から25分間です。そのあと続いて、本村伸子議員が質問に立ちます。インターネットで中継されます。

(写真は、10月15日 大阪市内で行われた「リニア中央新幹線から見えてくる大阪のまちづくりと高速道路」交流集会にて)

なくせ じん肺全国キャラバン集会参加、大阪泉南市でもがんばります!

[活動報告]2016/10/18 更新

17日、じん肺やアスベスト被害の救済を求めて全国キャラバン集会が国会内で開かれました。

労災認定基準の大幅な緩和や、国と建材メーカーの拠出による資金で基金をつくり、被害者への補償を行う仕組みが必要です。被害者の高齢化を考えれば、訴訟によらない救済法の制定が急がれるのは当然のことです。

大阪で長年にわたりたたかわれた泉南アスベスト訴訟では、国の責任を認めさせて勝利和解を実現させました。その泉南市で市議会議員選挙が告示されました。次の日曜日が投票日です。現有3議席を確保するため、私も応援に駆けつけたいと思います。

めっちゃかわいいパンダも命を守ります!駅安全対策要望書提出(国交大臣あて)

[活動報告]2016/10/18 更新

東京メトロ銀座線の上野駅には、めっちゃかわいいパンダのイラストがあしらわれたホームドアが設置されています。

今年8月に青山一丁目駅のホームから視覚障害の方が転落され亡くなる事故がありました。

14日、ホームドアの設置と駅員配置などの安全対策を求めて要望書を国土交通大臣宛に提出しました。とりわけ、視覚障害の方の利用が多い駅から優先的にホームドア設置を急いでもらいたいものです。

私からは対応来てくれた政務官に対し、安全対策を鉄道事業者任せにせず、国の指導性を発揮するべきだと要請しました。

「共に死刑を考える国際シンポジウム」に参加

[活動報告]2016/10/18 更新

14日、主催者からご案内をいただき、国会内で開かれた「共に死刑を考える国際シンポジウム」に参加しました。

 

48年間も拘禁された後、釈放された元死刑囚の袴田巌さんの姉である袴田秀子さんも出席され、巌さんの近況を語るとともに、冤罪事件がある以上、死刑制度はなくしてほしいと述べられました。

また、戦後死刑囚第一号となり、無実を訴えたまま刑が執行された福岡事件・西武雄氏の記録映像が、生命山シュバイツァー寺の古川龍樹さんによって紹介されました。

今月開かれた日弁連の人権擁護大会では初めて死刑制度の廃止が宣言されました。採決の際、棄権や反対された弁護士も多数おられたとのこと。被害者の遺族感情を思えば死刑制度の存置はやむを得ないという意見も理解できます。

さて、世界の流れを見てみると、死刑制度を廃止しているか、執行停止をしている国が大勢です。また、仮釈放の許されない終身刑を用いている国も多いのが現状です。

日本共産党は、できるだけ早く死刑制度をなくすことを求めています。私自身も、死刑制度の廃止とともにそれに変わる刑罰の創設や、被害者遺族へのサポート体制の強化などが必要だと考えています。

何れにしても、賛否が分かれる重大な問題だけに、死刑制度の存廃については国民的な議論をしっかり深めていくことが大切だと思います。