日本共産党 清水ただし

活動報告

鳥取県の地震から1週間、被災地を視察しました

[活動報告]2016/11/02 更新

10月29日、党を語るつどいに参加するために鳥取県へ向かいました。

 

◆それに先駆けて、県委員会の方のご協力をいただき中部地震の被災地を視察。北栄町では長谷川昭二町議と役場を訪ね、松本町長と懇談。

松本町長は「家屋の一部損壊だけではなく、農作業場への補助も検討していく。被災された方の公営住宅への入居もすすめていきたい」とのお話を伺いました。

 

◆被害を受けた家屋も間近で視察。危険家屋と認定された建物をいくつも目にしました。

 

人手が足りず震災ごみの処理が追いつかないこと、また屋根の応急処置としてビニールシートをかぶせているものの、本格的な屋根瓦の修理時期が見通せないことへの不安があることが分かりました。

 

◆倉吉市では佐藤博英市議と避難所を訪問。

震災直後から身を寄せておられる女性は、「余震がおさまるまでは怖くてアパートに戻れなません。また、テレビがなく情報が入らないので不安です」と言われました。佐藤市議からは、「県営住宅への入居も重要だが、住み慣れた町を離れることはコミュニティを断ち切ることになる。必要に応じて仮設住宅の建設も考慮してほしい」と話されました。

 

◆民医連の対策本部では全国から駆けつけたボランティアの皆さんにご挨拶。

役員の方々の懇談では、「寒くなると感染症のことが心配」「被災された方の自宅や避難所で検診をしている。夜間に看護師が話し相手になるだけでも安心してもらえている」など、様々なご意見が寄せられました。

◆視察の内容は同僚議員にもしっかり伝え、一日も早く元の生活に戻っていただけるよう取り組みます。

10月30日は紀伊田辺市へ!

[イベント案内 | 活動報告]2016/10/28 更新

10月30日(日)は和歌山県田辺市でお会いいたしましょう!
午後2時より、JR紀南ふれあいホールにて!サービスします!

10月29日は鳥取市と米子市へ!

[イベント案内 | 活動報告]2016/10/28 更新

10月29日(土)に鳥取県で行われる2箇所のつどいに参加いたします。午前中は被災地の視察に伺うつもりです。

鳥取県での活動は初めてです。お近くの方は是非お運びください。みなさんとの出会いを楽しみにしています。

利息負担額が5,000億円も軽減?! JR東海への経営支援ではないと言えるのか?

[活動報告]2016/10/26 更新

JR東海の利息負担額が5,000億円も軽減されるのに、どうしてこれが経営支援ではないと言えるのでしょうか。

10月26日、衆議院国土交通委員会で可決された改正鉄運機構法により、JR東海はリニア建設のために長期・固定・低利の財政投融資により3兆円を調達することになります。

仮にこれが0.6%とすれば、当初JR東海が民間金融機関から借り受けた場合の想定利率3%よりも格段に利息は減り、鉄道局長が、その差は5,000億円にのぼることをもとむら伸子議員の質問に答えたのです。

なぜ政府は経営支援だと頑なに認めないのか。それは、全額自己資金で建設するとしていたJR東海へのリニア建設認可の前提が根底から覆り、認可を取り消せという国民の議論が起こることを恐れてのことだと言わなくてはなりません。

南アルプスの山々をぶち抜き、自然も環境を破壊し、置き場の定まらない大量の残土を掘り起こすだけではなく、人口減少社会が到来し、需要予測も曖昧で、JR東海の社長自身が「絶対にペイしない」と赤字宣言をしているリニア新幹線の建設にしがみつく必要はありません。そのことが参考人質疑における橋山禮治郎先生の意見陳述で確信となりました。

問題アリ!! リニア中央新幹線

[活動報告]2016/10/26 更新

アラバマ大学名誉教授の橋山禮治郎先生が、26日に行われた国土交通委員会に参考人として出席され、リニア新幹線への財政投融資について意見陳述を行いました。

橋山先生は、JR東海への公的資金貸付について疑問を呈し、国が行うべきは北海道や四国等の赤字の鉄道路線への支援だと強調。私が質問した安全性や環境破壊などリニア新幹線の問題点についても詳しく答えてくださいました。

もとむら伸子議員も今回の財政投融資の本質がJR東海への支援であり、償還されない場合は国民負担になることを指摘。また、用地買収について住民の声を聞こうとしないJR東海の姿勢についても政府の認識をただしました。

残念ながら、日本共産党以外の賛成多数により、法案は可決されてしまいましたが、今回の質疑によって、よりリニア新幹線が無謀な事業であるということを浮き彫りにできたと思います。

応援傍聴もあり、とても心強かったです。引き続き力を合わせて取り組んでいきます。