活動報告

提案し、行動する。日本共産党の清水ただしです。

[活動報告]2012/12/03 更新

 

12月2日(日)夜、梅田お初天神のライブハウス・アムホールにて、各党の論客と並んで青年100人と対話するトークイベント「Big buzz」に日本共産党を代表して参加してきました。

当日はユーストリームでも配信されました。動画はこちらのサイトで見ることができます。http://www.youtube.com/watch?v=Pm05v1LsY3Q&feature=youtu.be または http://msbb.jp/です。

写真前列左から公明党参議院議員の石川さん、民主党元府会議員の尾辻さん、社民党衆院予定候補の井上さん、清水ただしを挟んで自民党堺市議の野村さん、維新の会府議の紀田さんです。テーマはスバリ"雇用"について。原発や消費税も大事な問題ですが、格差と貧困を拡大してきた雇用問題こそ、各党の政策をたたかわせ、有権者に見極めてもらうべきテーマだと思います。共産・民主・自民・公明・維新・社民の代表がそれぞれのテーブルについて、青年たちと直接交流。私のテーブルでは長時間過密労働や最低賃金、障害者雇用の問題などについて質問があり、丁寧にお話させていただきました。その後、非正規雇用をなくすためにはどうすればいいかという質問に他の政治家のみなさんと一緒にフリップに書いて説明。最後は参加した青年から、どの政党の雇用政策に共感できるかという支持投票もおこなれ、大いに盛り上がるイベントとなりました。今回のルールの中には「他党の政策を批判しない」というものがありました。まさに、提案し、行動する日本共産党の政策と役割を語ることができましたし、私自身は二年以上パーソナリティを務めている派遣村TVの経験が活かされたと思います。また、青年の生の声をきき、それを政策に反映して実現していくことの大切さを学びましたし、他党のみなさんの雇用政策についても認識を広げさせていただくことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。参加者のみなさん、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。

 

12月1日には、トークイベント「22世紀の子どもたちへ」に参加。2人の息子さんに愛情を注ぎ育ててこられた落語家の笑福亭竹林さん。橋下市長がかつて「所詮、子どもは恐怖心でしかコントロールできない」と発言をしたことにご立腹。前大阪市長の平松邦夫さんとともに熱く教育論を語られました。第二部では私もご指名をいただき、前市長の平松邦夫さんと、前自民党府会議員の徳永しんいちさんと舞台に上がってトーク。競争と序列の教育を押し付ける教育基本法の問題点などを指摘させていただいたうえで、学童保育の補助金廃止を市民の運動で撤回させたことなどに触れ、「一年前に始まった大阪の民主主義を守ろうという動きは確実に発展してきていると思う。みなさんと素晴らしい大阪を守っていきましょう」と発言させていただきました。

11月29日には、大阪の台所と呼ばれる大阪中央卸売市場へ入り、赤旗号外を配布し仲卸のみなさんと対話をさせていただきました。消費税が上がれば仲卸の皆さんは大変。荷受との取引は外税、買い出し人との取り引きは内税、いまでも値引きを要望されており、増税されたら大打撃です。「どこに入れたらええか分からんわ~」という業者には、「スジを通しブレない党がありまっせ~!消費税以外に財源つくります!」と対話しました。デフレ不況克服のためにも、消費税増税を中止に追い込み、中央市場に活気を取り戻すために頑張ります!

同じ日に、比例代表近畿ブロック予定候補のみなさんと法廷ビラ用の写真を撮影しました。翌日には政見放送の収録。7人のチームワークで見事成功を収めることができました。どんな課題にも提案し、行動する日本共産党の姿をズバリ示す内容になったと思います。公示日以降、ぜひご覧いただければと思います。

11月19日、関西電力が正式に値上げを表明したことを受け、電気料金の値上げ撤回と大飯原発即時停止を求める申し入れを行いました。大飯原発に続く再稼働ができない状況が続くと財務体質が悪化することを値上げの理由にしています。まるで、「値上げが嫌なら他の原発も再稼働させよ」と脅しているようです。しかし実際は、原発依存を続けることこそが経営を悪化させていると言わなくてはなりません。福島第一原発の事故を見ればわかるように、いったん大事故が起これば賠償や除染に莫大な費用がかさみます。関電は電力事業者11社中、最も原発依存度が高いのです。異常に高い液化天然ガスの価格を引き下げる努力を行うこと、総括原価方式をあらためるなどを実行すれば、電気料金の値上げは抑制できるはずです。原発を稼働し続ければ、捨てる場所のない使用済み核燃料が際限なく増えていきます。6年もすればプールからあふれるというではありませんか。原発はただちにゼロにすることが一番の解決策です。強く申し入れました。

同日、防衛省近畿中部局を訪問し、オスプレイ配備の撤回と、危険な飛行訓練の中止を求める申し入れも行いました。オスプレイの飛行訓練は沖縄だけでなく、和歌山県を飛ぶ「オレンジルート」、鳥取・京都・兵庫の県境を飛ぶ「ブラウンルート」で行われることが確認されています。オスプレイの訓練がドクターヘリの出動と重なり、ニアミスや重大な事故につながる恐れがあるのです。防衛省近畿中部局としては「オスプレイにかかわらず米軍機の飛来については承知しない」という回答に唖然としました。こんなことで国民の生命と財産が守れるのでしょうか。日米安保条約をなくして、オスプレイも米軍基地もない平和な沖縄・日本をつくりたいと思います。