日本共産党 清水ただし

活動報告

沖縄に戦後はあるのでしょうか。あきらめずにたたかい続けること、連帯して頑張ります

[活動報告]2016/08/27 更新

沖縄に戦後はあるのでしょうか。戦後71年も経過しているのに、沖縄はいまも戦中の様相を呈しています。米軍輸送機オスプレイが我が物顔で爆音とともに住宅街を飛び回り、緑豊かな沖縄の山に砲弾を打ち込み、耐用年数200年の新型基地と地元住民の反対を押し切ってヘリパッド工事を強行する。

辺野古や高江の問題は、民主主義と地方自治の精神が日本という国そのものに問われているのだと思いました。

 

座り込みテントなどを訪問し、抗議行動をされているみなさんを激励させていただきました。

あきらめずにたたかい続けることが大切です。連帯して頑張ります。

「芸術の力をかりて戦後の沖縄を静かに想う場をつくりたかった」佐喜眞道夫館長の言葉

[活動報告]2016/08/25 更新

普天間基地に隣接する佐喜眞美術館を訪ねました。1992年に基地の土地を一部返還させて開設された美術館です。

艦砲射撃を繰り返す海上に浮かぶ無数の米艦、集団自決を迫られる人々、戦場を逃れる女性や子どもなどが、幅8.5mにわたって描かれた「沖縄戦の図」から、沖縄戦の悲惨な実態を垣間見ることが出来ます。

普天間基地を一望できる屋上にも立ちました。沖縄県民を虐殺した米軍の基地が今もなお立ち塞がり、人々の生活を脅かし続けている日常に目を向けさせられました。

「芸術の力をかりて戦後の沖縄を静かに想う場をつくりたかった」とは、佐喜眞道夫館長の言葉です。

与党議員の方々もそれぞれの絵画や彫刻を熱心に見入っていました。安全保障に対する考え方の対立はあれど、悲惨な戦争を絶対に繰り返してはならないという気持ちはきっと私たちと同じはずです。

米軍基地をなくせ、戦争は繰り返すなと、圧倒的な迫力で迫る絵画に、沖縄を訪れるすべての国会議員に触れてもらいたい。強くそう思いました。

沖縄科学技術大学院大学を視察して思うこと

[活動報告]2016/08/25 更新

決算行政監視委員会の沖縄派遣、2日目は沖縄科学技術大学院大学(OIST)を視察しました。

沖縄において国際的に卓越した科学技術に関する教育研究を行うことにより、沖縄振興と世界の科学技術の発展に寄与することを目的とされ2011年に設立された大学院です。

スマホ搭載ロボットを活用して、人工知能の研究しているラボを見学しました。教員・研究者の半数が外国人とのこと。一緒に写真を撮った研究員の女性は中国の方でした。

趣旨や目的は理解できるのですが、この建物がまさに豪華絢爛なのには驚きました。特別の法律に基づき国費で運営されているのですが、大学側にコストという概念はあまり無いような印象を受けました。

しかも、この大学院大学の設置を計画した当時の沖縄北方担当相が、現在は理事として招かれているのですから、わかりやすいといえばそうなのかもしれません。

煌びやかな研究施設やキャンパスとは対照的に、今も辺野古や高江では基地建設に抗議する県民が座り込みを続けています。沖縄振興の光と影を垣間見たような思いにとらわれました。

沖縄振興特別推進交付金つかいみちのひとつ(決算行政監視委員会視察より)

[活動報告]2016/08/24 更新

沖縄振興特別推進交付金を用いて建設された沖縄県立離島児童生徒支援センターを視察しました。高校のない離島出身者の経済的負担を軽減するために建設された寄宿舎であり、現在60名の生徒が県内14の高校に通っています。

寮費は食事代を合わせて36,700円。居室は全て個室でした。少し狭い感じを受けましたが清潔感もあり、エアコンも完備されています(当然ですね)。沖縄の方は湯船に浸かる習慣がないらしく、シャワー室のみという設備には少し文化の違いを感じました。

いずれにしても民間マンションを借りるよりは安く、生徒同士の交流もできるスペースがあり、明るい雰囲気の中、高校生活を送ることができるのだろうなぁと想像しました。

ランニングコストは県の予算で賄っているそうですが、こういうところにも交付金を活用できるようにするべきだと思います

沖縄県への交付金に対する歳入歳出状況などについてヒアリング

[活動報告]2016/08/24 更新

豊見城市にて、沖縄県総務部長、沖縄防衛局企画部長、総務省沖縄行政評価事務所長らから、沖縄県への交付金に対する歳入歳出状況などについてヒアリングを行いました。

県側から、一括交付金について、離島県民の福祉や教育の向上のために使っているとの説明がありました。

騒音問題など沖縄県民の苦しみに触れず、普天間基地の辺野古移設や高江ヘリパッド工事の計画を淡々と説明する沖縄防衛局に対し、赤嶺さんが強く抗議しました。