活動報告

「冤罪をなくす!被害者を救済する!」法務委員・清水の使命です

[活動報告]2015/12/05 更新

12月4日、3ヶ月ぶりに開かれた衆議院法務委員会。冒頭、臨時国会を開催しない安倍内閣の姿勢を批判した上で、閉会中に検察の即時抗告(裁判のやり直しは認めない)を棄却し、再審開始決定と被告二人の刑の執行停止を求めた東住吉事件の高裁判決を取り上げました。

この事件で、被告人を保険金目的の放火による殺人罪で起訴した唯一の証拠は「自白」のみでした。そもそも自白通りに放火することが非科学的であったことに加え、再審請求を進める中、確定審では出てこなかった警察での取り調べメモや録音テープが新証拠として開示され、暴力的な取り調べが明らかにされる中、自白の信用性が崩されました。

冤罪を根絶するには、証拠の全面開示と、取り調べの完全可視化が必要です。大臣や警察庁の官僚的な答弁に怒りを感じながら、20年間も拘束されたお二人の思いをぶつけました。

質疑終了後、岩城法務大臣から「いろいろ大切な話をありがとう」と声をかけられたことが救いでした。引き続き、冤罪や誤判を繰り返す、日本の刑事司法制度を改善するために奮闘する決意です。

松元ヒロさんと対談!! めっちゃ楽しい名コンビ?!

[活動報告]2015/12/02 更新

コメディアンの松元ヒロさんと全国革新懇ニュース新年号の企画で対談させていただきました!

松元ヒロさんは、12月17日に繁昌亭で行われる笑福亭竹林さんの落語会にも参加されます!対談の途中にもモノマネやパントマイムを披露してくださりめっちゃ楽しかったです!

12月は、指定都市行財政問題懇談会から

[活動報告]2015/12/01 更新

1日、議員会館で指定都市行財政問題懇談会が行われ、各指定都市の議員の方々から、国保料、介護報酬、生活保護、リニア新幹線、災害復興など、様々な問題で要望を受けました。

 

財政難の中でも住民の暮らしを守るために頑張っている自治体に対し、政府による地方交付税の削減などとんでもありません。福祉施策への国庫補助金を増額することなどが必要であり、日本共産党国会議員団としてもしっかり取り組んでいきたいとおこたえしました。

大阪市からは山中智子市会議員が参加されました。公立保育所で働くみなさんが誇りを持って勤務できる環境の必要性を訴えられました。大阪ダブル選挙本当にお疲れ様でした。

人間として尊重されてこそ、しっかりとした更生に

[活動報告]2015/12/01 更新

11月30日、NPO法人監獄人権センターの創立20周年のレセプションに参加させていただきました。

罪を犯した受刑者にも人権が保障されるのは当然です。人間として尊重されなくてはなりませんし、そのことがしっかりとした更生にもつながると言えます。

しかし、実際にはその保障が十分行き届いているとは言えません。例えば、耐震基準を満たさない受刑施設がまだ多く残されています。また、冷暖房施設がなく、今年の夏も受刑者が熱中症で死亡する事故が起こっています。受刑者だから被害を受けよう知ったことではない、という考え方がもしも残されているとしたら大問題です。

塀の中は非常に閉ざされた社会であり、国民的関心も決して高いとは言えません。しかし、不当な扱いを放置することが許されないことは確かです。冤罪や違法な取調べがなくならない中、私たち国民が刑事司法をしっかりと監視していくことが求められているのではないでしょうか。

「明治五大監獄」と呼ばれ、歴史的建造物でもある奈良少年刑務所で、少年たちの矯正プログラムに関わってきた作家の寮美千子さんともご挨拶させていただきました。ちょうど、少年たちのつづった詩集を紹介した「空が青いから白をえらんだのです」を読み始めていたところでしたので、感激しました。ぜひ授業風景を見学しにきてほしいとも言われました。

いま、成人年齢を18歳に引き下げて、18・19歳の少年に大人と同じ刑事処分を科そうという動きがありますが、この詩集を読む限り、精神的に未熟で、純粋さを持ち、教育によって十分更生できる可能性を秘めている彼らから、そうした機会を奪い去ることにはとうてい賛成できません。

レセプションのスペシャルゲストとして、歌手の大島花子さんのステージがありました。父である坂本九さんの代表作「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」などを手話を交えて披露してくださいました。

今週は法務委員会でも閉会中審査が開かれる見通しとなっています。引き続きしっかりと質疑していきたいと決意を新たにすることができました。

政治を変えて、普段の暮らしの中に笑いが絶えない社会をつくりたい

[活動報告]2015/11/30 更新

29日に横浜市上大岡で開かれた青年トーク集会には、140名の参加がありました。私からは、戦争法の危険性と違憲性を告発し、国民連合政府実現への展望などについて訴えさせていただきました。安保関連法に反対するママの会@横浜からもスピーチがあり、平和の大切さ、戦争しないことの重要性をみんなが共有できた集会だったと思います。

10歳の男の子からは「なぜ漫才師をやめて政治家になったのですか?」という質問が出されました。もちろんウケなかったということもありますが(笑)、「テレビや舞台から笑いを届ける仕事をしたいと考えていたけど、震災ボランティアに参加して、政治を変えて、普段の暮らしの中に笑いが絶えないような社会をつくりたいと思ったからですよ」と答えさせていただきました。

子どもたちの夢の実現のためには、自己責任論の押し付けだけでなく、それを後押しできる社会が必要です。ましてや国家が武器を持たせて戦場に送ることなど絶対に許されません。戦争法廃止へ、2,000万署名の達成へ、運動はまだまだこれからです。