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2016年8月アーカイブ

平和であってこそのお祭りに多くの方と笑顔で握手できる幸せ

[活動報告]2016/08/30 更新

27日は、3つの祭り会場を駆け抜けて、たくさんの方と交流させていただきました。

城東区民まつりでは、区内選出の他党議員らとともにやぐらの上から紹介を受けご挨拶。もちろん、山中智子市会議員も参加しました。

その後、東成納涼平和まつりへ向かい、後援会の皆さんが切り盛りする売店で記念撮影。先日の浪速区に続いてここでもフラダンスに参加。だんだん板についてきたかもしれません(笑)

最後は池田平和夏まつりへ。阪急池田駅前広場を貸し切って行うという豪快さ!注目度抜群です。歌手の辻大貴さんとも久しぶりの再会。ラストの抽選会までご一緒させていただきました。

平和であってこそ楽しむことのできるお祭です。平和憲法の尊さをあらためて噛み締めながら多くの方と笑顔で握手できることの幸せを感じた一日となりました。

瀬長亀次郎さんの生き方をしっかりと受け継ぎ活動にいかしていきたい(不屈館にて)

[活動報告]2016/08/30 更新

沖縄での決算行政監視委員会の視察任務を終えた後、島津幸広衆議院議員ともに「不屈館」を訪れました。沖縄の祖国復帰と平和な社会の実現を目指して命がけで闘った、瀬長亀次郎さん(元衆議院議員)が残した膨大な資料を中心に、沖縄の民衆の戦いを後世に伝えようと設立された資料館です。瀬長亀次郎さんの実娘である館長の内村千尋さんが丁寧に案内してくれました。

米軍占領下で投獄や市長追放・選挙権はく奪などあらゆる弾圧に抗して、民衆とともに最後まで不屈にたたかいぬいた瀬長亀次郎さん。境遇を自分自身に置き換えたとき、その偉大さを感じると同時に果たしてここまでできただろうかと自問せずにはいられません。私自身の苦労や悩みなど足元にも及びません。

国土の0.6%に米軍基地面積の74%が置かれている沖縄県。辺野古や高江など、さらに県民の反対の声を押し切って新たな基地を建設しようとしている日米両政府。沖縄に戦後は未だ訪れていないといわなくてはなりません。沖縄のたたかいは、日本全体の問題です。

あらゆる弾圧に屈することなくたたかい抜いた瀬長亀次郎さんの生き方をしっかりと受け継ぎ、今後の活動にいかしていきたいと思います。

沖縄に戦後はあるのでしょうか。あきらめずにたたかい続けること、連帯して頑張ります

[活動報告]2016/08/27 更新

沖縄に戦後はあるのでしょうか。戦後71年も経過しているのに、沖縄はいまも戦中の様相を呈しています。米軍輸送機オスプレイが我が物顔で爆音とともに住宅街を飛び回り、緑豊かな沖縄の山に砲弾を打ち込み、耐用年数200年の新型基地と地元住民の反対を押し切ってヘリパッド工事を強行する。

辺野古や高江の問題は、民主主義と地方自治の精神が日本という国そのものに問われているのだと思いました。

 

座り込みテントなどを訪問し、抗議行動をされているみなさんを激励させていただきました。

あきらめずにたたかい続けることが大切です。連帯して頑張ります。

「芸術の力をかりて戦後の沖縄を静かに想う場をつくりたかった」佐喜眞道夫館長の言葉

[活動報告]2016/08/25 更新

普天間基地に隣接する佐喜眞美術館を訪ねました。1992年に基地の土地を一部返還させて開設された美術館です。

艦砲射撃を繰り返す海上に浮かぶ無数の米艦、集団自決を迫られる人々、戦場を逃れる女性や子どもなどが、幅8.5mにわたって描かれた「沖縄戦の図」から、沖縄戦の悲惨な実態を垣間見ることが出来ます。

普天間基地を一望できる屋上にも立ちました。沖縄県民を虐殺した米軍の基地が今もなお立ち塞がり、人々の生活を脅かし続けている日常に目を向けさせられました。

「芸術の力をかりて戦後の沖縄を静かに想う場をつくりたかった」とは、佐喜眞道夫館長の言葉です。

与党議員の方々もそれぞれの絵画や彫刻を熱心に見入っていました。安全保障に対する考え方の対立はあれど、悲惨な戦争を絶対に繰り返してはならないという気持ちはきっと私たちと同じはずです。

米軍基地をなくせ、戦争は繰り返すなと、圧倒的な迫力で迫る絵画に、沖縄を訪れるすべての国会議員に触れてもらいたい。強くそう思いました。

沖縄科学技術大学院大学を視察して思うこと

[活動報告]2016/08/25 更新

決算行政監視委員会の沖縄派遣、2日目は沖縄科学技術大学院大学(OIST)を視察しました。

沖縄において国際的に卓越した科学技術に関する教育研究を行うことにより、沖縄振興と世界の科学技術の発展に寄与することを目的とされ2011年に設立された大学院です。

スマホ搭載ロボットを活用して、人工知能の研究しているラボを見学しました。教員・研究者の半数が外国人とのこと。一緒に写真を撮った研究員の女性は中国の方でした。

趣旨や目的は理解できるのですが、この建物がまさに豪華絢爛なのには驚きました。特別の法律に基づき国費で運営されているのですが、大学側にコストという概念はあまり無いような印象を受けました。

しかも、この大学院大学の設置を計画した当時の沖縄北方担当相が、現在は理事として招かれているのですから、わかりやすいといえばそうなのかもしれません。

煌びやかな研究施設やキャンパスとは対照的に、今も辺野古や高江では基地建設に抗議する県民が座り込みを続けています。沖縄振興の光と影を垣間見たような思いにとらわれました。