活動報告

運輸業界の違法行為取り締まれ

[活動報告]2017/06/08 更新

7日の衆議院国土交通委員会では、トラック運転手の処遇改善について国交省と厚労省に改善と指導を求める質問を行いました。

大阪市で海運業を営む東和海陸運輸株式会社の給与明細書には、時間外手当の項目がありません。すべて「奨励手当」の中に含まれるとのことですが、この会社の賃金規定には、実際の時間外勤務が奨励手当を超えた場合は、別途不足分の賃金を支払うと定めているのです。ならば、会社側は労働者の労働時間について管理する必要があります。ところが、給与明細には労働時間が記載されておらず、賃金台帳の閲覧を求めても会社は拒否し続けているのです。

「奨励手当」を隠れ蓑にして、残業代の支払いを逃れるようなことがあってはなりません。私の追及に厚生労働省は個別の事案には答えられないとしながらも、固定残業代を上回る時間外労働について賃金を支払わない会社については、厳しく確認して指導していくと答弁しました。

また、枚方市にある豊田通商株式会社では、運転手が記録する運転日報(乗務記録)について、鉛筆で記入することを強要していることを告発しました。運転日報は運転者の運行記録や健康管理のために必要であり、改ざんすれば会社は行政処分を受けます。国交省は、ボールペンなら消すことができず改ざんの防止になると述べました。

また、同じ会社が、有給休暇を取得した際、固定残業代から給与を減額している問題についても質問。厚労省は、固定残業代から有給休暇取得分を差し引くことは労働基準法第24条の問題が生じると明確に答弁しました。

石井啓一国土交通大臣は、運輸業界において将来の担い手を確保するためにも労働条件の向上が必要だと述べました。であるならば、過労死するまで残業を認めるような働かせ方を認めるのではなく、自動車運転者のための改善基準告示を法制化するなどの措置をとることが必要です。運輸労働者の処遇を改善するためにも、長時間労働の是正と賃金の搾取を許さないための取り組み強化を求めました。

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皇居外周をサイクリング!(5月1日自転車活用推進法施行)

[活動報告]2017/06/05 更新

6月5日、自転車活用推進議員連盟の青空集会が国会内で行われ、もとむら伸子衆議院議員とともに参加しました。集会終了後は自転車をレンタルして皇居の外周をサイクリング。気持ちの良い汗を流すことができました。

気づいたことは、自転車専用レーンやナビマークの少なさです。環境にも健康にも重要な役割を果たす自転車の活用・推進にあたっては、歩行者の安全や自動車レーンとのすみ分けなどの対策が欠かせないと思いました。

初めて袖を通したサイクリングウェア、似合っていますでしょうか。いつもは赤旗拡大などでママチャリにしか乗りませんので、この日ばかりは本格的なスポーツバイクにまたがることができて、気分も高まりました。

6月4日 尼崎市議選について

[活動報告]2017/06/05 更新

6月2日、投開票された尼崎市議会議員では、日本共産党7人の候補は全員当選は果たせなかったものの、改選前の6議席を確保できた模様です。

昨日の最終日には、私も5箇所で候補のみなさんと支持を訴えました。

ご支援いただいたみなさん、ありがとうございました。そして、候補者とスタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。

 

 

6月2日は東京、大阪各地で活動!充実のイチニチでした

[活動報告]2017/06/05 更新

2日は、法務省の案内を受けて、全国矯正展に行きました。刑務所や少年院で作製された木工製品や革製品などを見学して回りました。刑務官の皆さんの処遇改善や矯正施設の環境整備が求められています。

式典で杉良太郎さんが述べられた「被害者の思いにもしっかり寄り添いながら更生保護活動に努めていきたい」との言葉が印象に残りました。

午後からは、生活関連の公共事業推進を求める団体の皆さんの要望を受けました。地方整備局での人手不足の問題や、アスベスト被害をなくすためのハザードマップの作製について意見交換を行いました。

国会をあとにして帰阪。大阪市内に向かう途中、阪急蛍池駅で党の宣伝に遭遇。マイクを持たせていただき国会報告を行いました。森友学園疑惑を追及してきた山本いっとく市議会議員もいました。赤旗日曜版の一部売りも好調でした。

夜は「リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会」設立総会に出席。上智大学教授の中野晃一さんが記念講演を行い、安倍政権を倒すための市民連合の役割や野党が共闘することの重要性などについてお話されました。

民進党の辻元清美さん、社民党の服部良一さん、自由党の渡辺義彦さんとともに党を代表してご挨拶と国会報告。110人と会場いっぱいの参加者で盛り上がった集会は、かつて大阪弁護士会の会長も務められた石田法子さんの閉会挨拶で終わりました。

関西市民連合やミナセン大阪など、「野党頑張れ」と活動してくれていることが大きな励みになります。共謀罪の成立阻止へ引き続き頑張ります。

ストップ!患者負担増署名行動のあと、歯科技工士さんと懇談

[活動報告]2017/06/05 更新

医療費の窓口負担を求めない国があります。しかし、日本は高い。やはり、税金の使い方が間違っています。懐具合と相談しなければ安心して医者にもかかれない国が「美しい国」であるはずがありません。全国保団連の署名提出行動に参加しました。

この日は、歯科技工士のみなさんとも懇談しました。長時間労働にもかかわらず実入りの少ない職業となっており、このままでは後継者が育たないというのです。

補綴(ほてつ)に関わる治療費は診療報酬によって定められていますが、歯科医師と技工士との間は自由取引となっています。厚生労働大臣が補綴科については技工料と管理料は「おおむね7対3」と告示していますが、現場では守られていないとのこと。

技工料金は保険適用して、直接請求できるようにすべきとの意見もあります。やはり政府が現状を改善するべく手を打つべきだと思いました。