活動報告

【政権合意めざし市民の後押しを】

[活動報告]2020/08/11 更新

  兵庫革新懇主催の「市民と野党の政策意見交換会」に党を代表して参加しました。参加されたのは、立憲民主党の桜井シュウ衆議院議員、国民民主党の舩川治郎兵庫県総支部連合会副代表、社民党の梶川みさお宝塚市会議員、新社会党の粟原富夫神戸市会議、緑の党の松本なみほ兵庫県本部共同代表のみなさん。コーディネーターは冨田宏治関西学院大学教授でした。

新型コロナパンデミックは、利潤追求の社会における社会保障や公的サービスの脆弱さを露わにしました。コロナ対策でも、政治とカネの問題でも、国民の信頼を失っている安倍政権に代わる新しい政治の受け皿を用意する努力が各野党に求められています。

私からは、市民の世論と運動が悪政を止めた貴重な経験をもたらしたこと、そして野党共闘の深化と発展していることなどを紹介し、急いで政権合意を得ることが各選挙区での共闘を進めていく上で大事であることを主張しました。

1980年の社公合意以降、思想・信条を超えて、日本共産党との共同で革新の日本をめざし活動を続けてきた革新懇が、このような取り組みを主催し、各野党の協力のもと実現したことはとても貴重だと思いました。

 

【NHKとメディアを考える】

[活動報告]2020/08/11 更新

この間のNHKの政権寄りの報道姿勢には多くの批判の声が寄せられています。NHKの会長任命権限などを持つ経営委員会に、安倍首相に近いとされる人物が多数選任されていることが要因のひとつになっています。

公共放送として不偏不党・中立公正な報道を貫くことができなくては、受信料を納める国民の理解と信頼を得ることはできないでしょう。

戦前、侵略戦争に加担した大手メディアは、十分な反省のないままに再出発しました。ナチスの戦争を賞賛した新聞社がすべて解体されたドイツとは対照的です。権力におもね、スポンサーの意向を尊重するあまり、日米安保、原発、沖縄基地、消費税などの問題に対する批判的な報道が抑制されてきたのです。

最近では、吉村洋文大阪府知事を持ち上げ、無批判に報道してきた関西の民報各社がその典型です。イソジンが新型コロナの特効薬であるかのような誤解を与えたことに反省する必要があるでしょう。

もちろん、国民目線で視聴者を唸らせる良質な番組もあれば、批判的精神を持つジャーナリストや気骨あるコメンテーターも活躍しています。批判と同時に激励も送りながら、NHKや大手メディアをチェックしていく活動がとても大切だと思います。

8月8日、福岡市内で「NHKとメディアを考える福岡の会」の総会で講演を行いました。内容が盛り沢山となり、時間配分がうまくいかず、ご迷惑をおかけしたことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。また、声をかけていただければ幸いです。(2020/8/10記)

 

【広島・長崎への原爆投下から75年目の夏・8月7日の活動】

[活動報告]2020/08/11 更新

広島・長崎への原爆投下から75年目の夏を迎えました。核兵器禁止条約発効の条件となる批准国50まであと少し。唯一の戦争被爆国である日本政府の態度が厳しく問われています。ただちに条約に署名・批准し、核保有国に対して参加を呼びかけるべきです。7日は早朝宣伝に取り組み、城東区の蒲生四丁目駅前と鴫野駅前でご挨拶。

続いて新婦人内後援会の「スパイスカフェ」に参加。スパイス=香料を(綱領)と掛けて、国政問題と日本共産党の目指す社会についてお話しました。お一人の方が日本共産党に入党してくださいました。

午後からは8日に行われる「NHKとメディアを考える福岡の会」での講演準備。どう考えても2時間はかかるレジメと資料をつくってしまいました。持ち時間の60分で抑えないといけません(汗)

夕方には定例の野田阪神駅前で宣伝に参加。信号待ちの女性が駆け寄ってこられ、「5、6年前から清水さんのことをずっと応援してます。維新に負けないで頑張ってください!」と激励してくれました。

「大阪モデル」の点灯基準を繰り返し変更し、コロナ禍のもとでの住民投票の強行が狙われています。イソジンがコロナの重症化を防ぐかのような発表には違和感と吉村知事の無責任ぶりを感じました。

今度も反対・否決へさらに対話と宣伝を進めていきたいです。(2020/8/7記)

 

【大阪市・福島民商と北区民商のみなさんと懇談しました】

[活動報告]2020/08/06 更新

5日は、大阪市の福島民商と北区民商を訪問し、役員・事務局のみなさんと懇談しました。どちらも飲食関係の会員さんを多く擁する民商です。

北新地で焼き鳥屋を営む会員さんは、「せっかく客足が戻ってきたのに、第二波で止まりました。大手企業は飲み会を抑制していることも影響しています。この界隈ではすでに200件のお店が閉めました。家賃が高いので支援金はありがたいけど、この状況が一年も続けばウチもいよいよやっていけません」と不安な気持ちを語られました。

印刷屋業を営む会員さんは、「パンフレットやチラシ、封筒の印刷発注がストップした。もう一度お金を配るか、消費税をゼロにするかだ」と政府への継続した支援の必要性を述べられました。

野党は憲法に基づいて臨時国会を召集することを求めています。消費税減税について本格的に な議論を急ぐべきです。

 

【奈良市「日本共産党を知る会」・比例代表で日本共産党の大波を】

[活動報告]2020/08/03 更新

  2日、奈良市内2カ所で「日本共産党を知る会」が行われ、国会報告と日本共産党が果たしている役割などについてお話しました。

参加されたみなさんから、「どうすれば安倍政権を倒せるのか?」「維新の会の本質と狙いについて教えてほしい」「共産党という名前のイメージが良くないのでは?」などの質問が出され、ていねいにお答えしました。

次の総選挙では投票率を上げて、一気に安倍政権に代わる新しい政治を実現するさせたい。そのためには野党が共闘をさらに発展させ、政権合意を交わす必要があります。有権者の期待と注目も一気に増すことでしょう。

日本共産党はどういう党か、どんな社会をめざしているのか、縦横に語ることが求められています。比例代表で日本共産党の大波を起こし、小選挙区奈良1区でも、谷川かずひろさんの当選を目指しましょう。