
7月4日、大阪府熊取町にある、京都大学原子炉実験所へ見学に行ってきました。

昭和38年に設置された研究所には、研究用原子炉や、臨界集合体実験装置などがあり、理学、工学、農学、医学などの多方面にわたる研究を行っているそうです。

ここでは、それぞれの施設を施設内の方が説明してくれます。廃棄物処理場を見学しました。

廃棄物処理場施設の前では、時の人とも言える、小出裕章助教授が、直々に説明をしてくれました。小出さんいわく、「廃棄物の御守りをしています」とのこと。

研究用原子炉とはいえ、商業用原発同様に、使用済み燃料の処理をしなくてはなりません。立ち入り禁止の表示に緊張を感じずにはいられませんでした。

精神科医の香山リカ氏が、「小出裕章はニートの神様」というコラムを書いたことについてお聞きすると、すでに小出さん本人も知っていたようで、「私は神でも何でもありません」と述べつつも、「原発の危険性を主張している私のことを支持してくれている人がいるのは心強いことです」とも話されました。
また、福島県の子どもたちの内部被ばくについもたいへん憂慮されておられるようで、「国は責任を持って子どもたちを避難させるべきだ」と力説されていました。
小出裕章さんい、ぜひ「派遣村TV」にも出てもらいたいと思いました。

いよいよ原子炉を見学に。放射能を外に持ち出さないために、オーバーシューズを着用します。

線量計も手渡されました。「少しでも数字が出たら教えてください」と係りの人に説明を受け、またまた緊張が走ります。

ちょうど、実験用のラボが稼働していました。鉛製のガラスの厚みは、なんと1メートル!

頑丈な鋼鉄の扉を開けて、いよいよ原子炉建屋の中に入ります。

商業用の原発に比べると、一回り小さいはずなのですが、それでも原子炉施設は迫力がありました。

やはり、中央制御室があります。ここで炉を燃やし、中性子を取り出す実験などを行っているのです。

原子炉の周りには、おびただしいほどの実験機械が設置されていました。
福島第一原発の事故を受け、原子力発電所をゼロにする取り組みはまったなしの課題です。しかし、原子力そのものの平和利用までを否定してはいけないとも感じました。
たくさんの人に見てもらいたい施設です。私もたいへん勉強になりました。












