活動報告

【12年前の約束】

[活動報告]2022/03/31 更新
 大阪民主新報で連載中の「時代(とき)をつないで 大阪の日本共産党物語」〜第85話「小泉構造改革」に抗して〜にて、2007年の統一地方選挙で大阪の日本共産党が躍進したことが紹介されています。
 私が挑戦した大阪市会議員選挙・定数2の福島区でも、前回の得票を約1.8倍に引き上げ、初当選させていただきました。
 「小泉構造改革で『ワーキングプア』とよばれた非正規労働者など貧困が広がるなか、大規模開発の破たんや乱脈同和行政への怒りが広がった。そのなかで生活相談と厚生年金病院廃止反対などの住民運動、徹底した宣伝をくりひろげ、『オール与党ではあかん。共産党が勝たんと』と信頼と共感が広がった」との私の談話も掲載されています。
あれから15年、懐かしい気持ちもありますが、あの時の感動は忘れたことがありません。そして、「みんなで力を合わせれば必ず勝利の扉を開くことができる。有権者を信頼して誠実にひたむきに活動に取り組めば、必ず思いは届く」という、私自身の大きな確信にもつながりました。
 私が市会議員を任期途中で辞職し、国政に転じたのが2010年。あれから12年の月日がたとうとしています。16年ぶりに獲得した貴重な党議席を失うことになってしまい、地元のみなさんにはたいへんな思いをさせてしまいました。今も申し訳ない気持ちを抱えています。
 だからこそ、国政の立場から福島区のみなさんの暮らしを支えていくという約束を、これからも守り続けていかなくてはなりません。それが私の政治家としての責任と役割です。今回の連載記事は、そのことを強く思い起こしてくれました。
 いよいよ3ヶ月後に迫った参議院選挙、そして来年の統一地方選挙。勝利のために全力をそそぎます。(2022/3/26記)