活動報告

金権政治ただして原発ゼロの日本を

[活動報告]2014/07/31 更新
毎週木曜日は、北区労働者後援会のみなさんと早朝宣伝に取り組んでいます。今朝は関西電力本店前です。安倍政権の亡国の政治を食い止めるべく、国民の立場での政治の転換を呼び掛けました。とりわけ、原発から抜け出して自然エネルギーへの大転換をはかることを強調。5月21日に福井地裁が大飯原発の再稼働差し止め判決を下しました。判決内容は、大飯だけでなく、先ごろ原子力規制委員会が適合基準に合格していると判定した、九州電力川内原発にも当てはまる内容です。
安倍首相が九州電力会長と会食し、「(再稼働を)なんとかしましょう」と述べたと報じられました。また、関電元副社長が、歴代首相に毎年2000万円の献金を行っていたことをインタビューで明らかにし、大問題となっています。原子力産業協会が自民党に3億円もの献金を行っていることも周知の事実です。
金権政治によって、人の命や暮らしが軽んじられているとしたら、これほど許せな…いことはありません。原発がなくても電力不足は起こっていません。すべての原発を廃炉にする決断を政治がおこなってこそ、自然エネルギーへの本格的な転換がはかられます。
関西電力には福井地裁の判決と、国民の願いを受け止めて、再稼働を断念してもらいたい。そのことが、関西電力で働く人々と国民とのいまだ残る対立や分断を解消し、ともに未来に責任あるエネルギー政策推進へ協同できる条件をつくりだすと考えるからです。大企業優遇政治は転換すべきですが、大企業で働く人々こそ、私たちが大切にしなくてはならない仲間だと思っています。これからも、労働者向けの宣伝では、大上段に構えた紋切型の演説ではなく、より謙虚な姿勢で語りかけたいと思います。