活動報告

【南海電車の高架化工事により発生した騒音問題で大阪府に要請】

[活動報告]2021/09/29 更新
 28日、南海電車の高架化工事に伴い発生している騒音に対して、羽衣駅周辺の沿線住民のみなさんと事業主体でもある大阪府に対策を求め要望書を提出ました。
 参加された住民の方は「高師浜線への切替ポイントがレールの隙間をつくり、底を特急列車が猛スピードで通過する際に騒音が発生しています。平穏な生活ができません」と実情を訴えられました。
 私からは「環境省による指針では、騒音レベルの状況を改良前より改善することを求めています。例え分岐器(切替ポイント)部分であっても、必要な騒音対策を講じることが望ましいとしています。路線の高架化に伴う工事費の多くを支出している大阪府にも責任が伴うはずです。住民の立場で対応すべきです」と求めました。
 大阪府・鳳土木事務所の建設課長は「工事前より騒音値が高まったことが証明されたなら南海電鉄に対して対応を求めていく」と述べ、騒音レベル調査を南海電鉄と一緒に実施する用意があると述べました。
 住民のみなさんが求める防音壁の設置についても、構造上の問題はあるにせよ、責任と必要性が認められれば国に説明し、事業費を追加することもできると応じました。
 要望には、うち海公仁大阪府会議員、明石宏隆、松田あき、両高石市議も参加しました。