活動報告

【都構想共にカジノも去りぬ】

[活動報告]2020/10/22 更新

21日は弘法大師・空海和尚の月命日です。天王寺駅前にて、お参りに向かわれるみなさんに住民投票について訴えました。途中、女性の方が「他の方に渡すつもりでしたが、都構想に反対してほしいので清水さんにプレゼントします」と言って、かわいいイラストを下さいました。事務所に飾らせていただきます。

夕方は京橋駅前でカジノ問題を考える大阪ネットワークの宣伝に参加しました。

「都構想」の成長戦略のひとつがカジノIRですが、日経関西の調査では反対が52%、賛成が37%と、反対が半数を超えました。6月の調査から比べても反対と答える人が増えています。万博は半年間の開催であり、成功の見通しが立たないカジノIR誘致を前提に、夢洲の開発を進めることはやめるべき。それこそ負の遺産になるでしょう。

そして16日には、大阪市が廃止された際、新淀川区の区長がカジノIRの誘致に反対しても権限は知事にあり、事業が停止したりすることはないと松井一郎市長が記者会見で発言。ベイエリア開発に口出しできぬよう、大阪市の権限を弱体化するのが大阪市廃止の狙いだということをあけすけに語りました。民意がカジノ反対ならば、府と市が捻れるのは大いに結構です。

大阪市の廃止狙いが、カジノIRの誘致やベイエリア開発等にあることが鮮明になってきました。特別区民とされた旧大阪市民が、「カジノにNO」と言えない仕組みづくりです。カジノは誰かを不幸にしなければ成り立たない商売。みんなが笑顔になれる福祉や中小企業支援こそ行政の役割です。「都構想」とともにカジノ誘致も阻止しましょう。