活動報告

【大阪市廃止の住民投票スタート】

[活動報告]2020/10/15 更新

12日、大阪市廃止・特別区設置の住民投票が告示されました。投票日は11月1日です。

私は、「大阪市をよくする会」の出発式に参加した後、宣伝カーで市内をひと回りし、午後からは自転車に乗って地元の福島区内で訴えました。夜は梅田ヨドバシカメラ前でマイクを握りました。

今日は賛成派の人とも貴重な対話ができました。「だいたい大阪市に公務員が多すぎるねん。あいつらやめさせるために都構想に賛成や」と言われたので、「大阪市を廃止して特別区を設置すれば、逆に公務員は600人程増えると言われているんですが、ご存知でしたか?」と聞くと「そんなん全然知らなんだ…」と。間違ったイメージが根深く浸透していると感じました。

今度は過去のWTCビルとりんくうゲートタワービルの開発失敗を持ち出して、二重行政解消の必要性を訴えられたので、私は「当時の知事と市長がバブルに踊らされ、オール与党議会が賛成した結果の失敗であり、統治機構の問題ではなく、今は府市が一体になってベイエリア開発を推進しています」と説明させていただきました。

「それでもワシは道州制に期待しとんねん。せやから大阪はひとつにならなあかん」と言われたので、「大阪府と大阪市がひとつになって進めているのがカジノIR誘致ですよ。カジノは賛成ですか?」と聞くと、「俺はカジノは大反対や。その点については維新には腹たってんねん」と言われたのです。

「都構想」に賛成している方を説得することはなかなか難しいですが、賛成されている理由を伺うことは大阪市存続派の私たちにとっても参考になります。「都構想」の二重行政解消や成長戦略に、なんとな〜く期待している方たちに、大阪市廃止の必要性がないことを伝える活動が大事だと思いました。(2020/10/12記)