活動報告

和歌山3区を駆ける!

[活動報告]2012/11/25 更新

11月24日、特急くろしお号に乗車して一路和歌山県の紀伊田辺へ。和歌山3区での活動です。JR紀伊田辺駅に到着して、すぐに売店の女性に演説会場である紀南農協ふれあいセンターまでの交通手段を聞きました。「歩いて行けますか?それともタクシーに乗った方がよいですか?」。その方は 「自転車が便利やねぇ」(笑)とおっしゃいました。確かに駅前にはレンタルサイクル店が。しかし借りた自転車を返却する時間はないため、歩いて会場へ。紅葉し始めた山あいの景色を眺めながら向かいました。自然に囲まれた美しい街です。

会場には大勢の方が参加。和歌山3区予定候補の原やすひささんと訴えました。和歌山県は人口減少率は秋田県に次いで全国2番目という水準。独居老人の割合、若者の県外移住は全国一です。原さんは、農林水産業を基幹産業と位置づけ、雇用を増やし、若者が住み続けることのできる和歌山県にしたいと強くうったえました。このままでは集落がどんどん消滅してしまいます。消費税増税を中止して、安心して暮らせる社会をつくるために、国会へ押し上げていただきたいと述べました。

森林組合から激励のメッセージも届きました。保守王国と言われる和歌山3区でも、自民党政治への批判が強まり、「もう原さんしかおらん」との声が広がっているそうです。私からは、「政党の数がいくつ増えようと、根っこは同じ。60年続いた自民党型政治であり、その対極にあるのが日本共産党。議席倍増で財界中心・アメリカいいなりの政治を変えましょう」とお話させていただきました。

演説会終了後、初老の男性からは「わかりやすい演説やった。関西大学で政治学を学んだワシが言うんやから間違いない」と感想を述べてくれました。他の女性は「録音したかったわ~。それくらいよかったよ!」と激励。何よりです。

リサイクルショップ?それともアウトレットのお店?なぜこんなところに党の宣伝カーがあるのかと不思議に思われるかも知れませんが、この場所が原やすひさ和歌山3区候補の事務所になるそうです。ハワイアンなツリーもイカしてますね。休憩後、田辺市会議員団の皆さんと銀座商店街などで街頭演説に臨みました。多くの方が手を振ってくれ、反応の高さを感じました。

夜は御坊市へ。市役所そばにある商工会館での演説会に参加。「赤旗でいつも見てるよ~。今日は話を楽しみにして来たんよ!」と声をかけてくれる方も。ここでも、国民生活に直面する様々な課題に対し、改革のビジョンを提案し、実現するために行動する日本共産党の政策と役割についてお話させていただき、最後に「今度の選挙は憲法を守るたたかいです。国防軍だとか、徴兵制だとか、歴史の歯車を逆転させるような勢力に負けるわけにはいきません。被爆国である日本において、核武装のシュミレーションなど許せません。党をつくって100年近い歴史を誇り、あの戦争に命がけで反対した日本共産党を大きく伸ばして、憲法9条を守りましょう!」と呼びかけさせていただきました。