【大戸川ダムは本当に必要か】
滋賀、京都、大阪、三重の知事が2008年に大戸川ダム(大津市)の「凍結」を求めて合意しました。しかし、今年に入って滋賀県の三日月知事が早期の整備を国に求めています。
事業費1,000億円を超える国の直轄事業であり、大阪府や京都府にも100億円以上の負担が求められることになります。ダムによって水没する県道の付け替え工事などはすでに進められてきました。
確かに、この間の豪雨により、大戸川流域は水害に悩まされてきましたが、同時に河川整備も進められており、治水対策としてのダムが本当に必要なのか、しっかりした検証なしに進めることは許されません。
8月27日、滋賀県議会議員の黄野瀬明子さん、ふしきみちよさん、大津市会議員の杉浦とも子さん、甲賀市会議員の山岡光広さん、小西喜代次さんとともに現場を視察し、滋賀県の担当部局より説明を受けました。(2019/8/28記)