活動報告

道路運送車両法の一部を改正する法律案

[活動報告]2019/05/09 更新

繰り上げ当選後、国土交通委員会で初質問に立ちました。多発する交通事故を減らすために、各メーカーが自動運転車の開発と普及を進めようとしている中、レーダーやカメラなどの自動運行装置を保安基準に追加し、自動運転車の製造から使用までの安全性を一体的に確保することを目的とするものであり、必要な措置だと考え賛成しました。

自動運転については国民から期待の声が上がる一方、「本当に安全なのか」、「事故が起きた時の責任問題について不安だ」と考えるひとも多いのが現状です。石井国土交通大臣は、国民の理解を求めていきたいと答弁しました。

また、法案には、自動車メーカーの完成検査不正に対する罰則強化なども盛り込まれました。相次ぐ検査不正の背景に、検査員が大量にリストラされてきたことを見逃してはなりません。政府としても適切に対応するよう求めました。

連休中にも交通事故は多発し、今朝も大津市の県道で保育園児が巻き込まれる痛ましい交通事故が発生しています。自動運転技術の実用化の目的は、交通事故の大幅な削減になくてはなりません。

自動運行装置(システム)の保安基準や、自動運転車の走行環境条件についても極めて厳格なものであるべきです。そんな思いで臨んだ久しぶりの論戦でした。質疑の内容は、衆議院インターネット審議中継で視聴することができます。