活動報告

人道橋は生活道路!赤川鉄橋を視察

[活動報告]2012/10/15 更新

12日、都島区後援会の皆さんと赤川人道橋を視察しました。現在、都島区と東淀川区間の淀川を渡る城東貨物線「赤川鉄橋」には、線路横に赤川仮橋という人や自転車が渡れる歩道が敷設されています。何を隠そう、私も子供の頃は肝試しと称して悪友たちとよく渡ったものでした。当時は鉄板ではなく木造の桟橋だったのです。
今後、城東貨物線を複線化して新大阪〜久宝寺を結ぶJRおおさか東線(2008年に放出まで開通済)の工事が順次行われていくのですが、この際、併設されていた人道橋が複線化に伴いなくなるというのです。

JRは赤川鉄橋施設時に人道橋を併設し、それを数十年にわたって大阪市に貸与していました。これを市から返還させて複線化する方針なのです。工事主体である「大阪外環状鉄道株式会社」による住民説明会が9月25日に行われましたが、参加者からは「通勤通学、暮らしの足である橋がなくなっては困る」など、代替えの人道橋設置を求める声が数多く出されました。外環状鉄道は「大阪市と相談する」と述べるにとどまったそうです。
この日も橋を渡る市民の方々に話を聞かせてもらいましたが、人道橋がなくなる事自体知らない方もおられました。利用者に知らせ、署名を集めるなど運動を広げ、議会への請願などを行う事が必要だと感じました。
趣のある橋です。市民の生活道路としても定着しています。ぜひ何らかの形で残して欲しいものです。