活動報告

カジノ名ばかり公聴会にもの申す!!

[活動報告]2017/08/09 更新

9日、田村智子参議院議員・党副委員長、しまづ幸広衆議院議員と共にカジノIR推進本部事務局の入る霞が関ビルディングへ赴き、8月17日から始まるカジノ実施法案のたたき台について国民の意見を聞くための公聴会のあり方について、申し入れを行いました。

9つのブロックで行われる説明・公聴会への参加は、ネットもしくはfaxでの申し込みに限られており、国会議員といえども同様とされ、参加希望者が会場の収容人数を超えれば抽選で漏れることもあり、参加することができない仕組みとされています。

応対した内閣府の参事官は「今回の公聴会は政府の方針についてのものではなく、あくまでもIR推進会議の取りまとめに対する意見を聞く場なのでご容赦いただきたい」と、国会議員についても傍聴参加を特別扱いしないと述べました。

しかし、今回の公聴会も国民の税金を使って行われるものであり、国民の代表として負託を受けた私たち国会議員が、圧倒的多くの国民が反対するカジノ法案のたたき台について、公聴会でどのような意見が出されたのか詳細に知る必要があると考えます。

意見陳述人の発言要旨を記したメモは公開すると言うものの、議事録は作成しないとのこと。これでは参加した企業、団体、市民から、どのような意見が出されたのかを正確に把握することができません。

関東ブロックの公聴会はネット中継される模様ですが、それ以外は中継の予定はありません。議事録を作成すべきだと強く申し入れました。

なお、意見を述べることのできる「団体」には、市民団体も含まれるため、カジノには反対だという意見を持つみなさんにも積極的に意見陳述の応募をしていただければと思います。

また、マスコミについては基本的に入場制限はなく、3日前までに申し込みをすれば取材することができます。カジノ設置ありきのスケジュールと実績づくりを許してはなりません。

カジノ実施法案を提出することができないところまで世論と運動を広げ、安倍政権を追い詰めていきましょう。

画像に含まれている可能性があるもの:2人、、スマイル、立ってる(複数の人)