活動報告

大阪市営地下鉄大国町駅でバリアフリーについて視察と、近畿運輸局との交渉

[活動報告]2016/10/04 更新

10月3日、交通権の確立・大阪市営交通を守り発展させる会、障害者を守る全大阪連絡協議会のみなさんと地下鉄大国町駅(だいこくちょうえき)を視察しました。

御堂筋線と四ツ橋線がひとつの島式ホームに乗り入れているのですが、ホーム中央部に階段や支柱があるために通路がとても狭くなっており、視覚障害をお持ちの利用者からは安全対策としてホームドアの設置を求める声が上がっています。

この間、東京メトロ銀座線で盲導犬を伴う視覚障害者がホームから転落し、電車に跳ねられ亡くなる事故が起きたばかり。大阪市営地下鉄のホームドア設置は133駅中52駅にとどまっており、すべての駅への設置が望まれています。大国町駅ホームの狭あい部分を実際に歩いてみてとても危険だと感じました。

その後、国土交通省近畿運輸局に申し入れを行い、ホームドア設置や地下鉄駅での浸水対策について要望しました。安全対策を鉄道事業者任せにするのではなく、法律や指針に基づいた厳しい指導を行うことがが国に求められています。国会でも取り上げたいと考えています。