活動報告

庶民増税を強化する権力とのたたかいー都島区でも支援する会発足

[活動報告]2016/09/26 更新

言われなき法人税法違反と税理士法違反の容疑で逮捕された倉敷民商の禰屋町子さん。脱税業者を幇助した容疑にかけられ、428日間も勾留されました。禰屋さんは完全黙秘を貫き、現在は無罪を求めて裁判をたたかっています。

「どんな極悪人かと思ったら、なんや普通のおばちゃんやないか」。禰屋さんを最初に取り調べた検察官の声です。一般的なパソコン打ち込み作業が犯罪にあたるわけがありません。家庭をもつ主婦の自由を長期にわたって奪い、連日取り調べを行ったことは人権問題です。

国民救援会や弁護士をはじめとする仲間の支援があったからこそ黙秘を貫けたという禰屋さん。支援者がつくってくれたという「私は無罪」とプリントされた丁シャツをまとい、都島民商の集会に来られました。

逮捕時の様子や取り調べでのやり取り、裁判に臨む決意などを語られました。すでに禰屋さんを支援する大阪の会が発足していますが、今回は都島区という単位で支援する会が立ち上がりました。

今回の事件は自営業者の自主申告・自主計算をささえる民商を狙った弾圧事件であり、大企業優遇税制をすすめ、戦争する国づくりのために庶民増税を強化する権力とのたたかいです。

署名を広げ裁判傍聴を拡大組織して必ず勝利を勝ち取りましょう。私も全力で支援します。